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子宮脱・膀胱瘤、腹圧性尿失禁で受診される方へ

一般の方 2015/09/02

女性骨盤底障害とウロギネコロジー診療について

《女性骨盤底障害とは》
子宮脱・膀胱瘤、腹圧性尿失禁など女性の骨盤底の不具合をまとめて女性骨盤底障害と言います。
これらの問題を専門的に診療する産婦人科のサブ領域はウロギネコロジーと呼ばれます。

《受診の流れ》
火曜日と金曜日の初診に、ウロギネコロジー担当医が出ております。子宮脱・膀胱瘤、腹圧性
尿失禁などにより初めて受診される方は、火曜日もしくは金曜日の初診に予約をお取りい
ただけますようお願いします。
すでに当科に通院しており、改めて骨盤底障害に関する相談をなさりたい場合は、ご希望を
産婦人科外来へお申し出ください。少々お時間をいただき過去の診療内容も勘案した上で、
診療の進め方を提案させていただきます。
ウロギネコロジー領域の初診につきましては、紹介状の宛名に拠らず、火曜日と金曜日のうち
予約の入りやすい曜日に予約して差し支えありません。いずれの初診から受け入れても、その後は
ウロギネコロジー担当医2名であたります。

《診療範囲について》
当科は主に、子宮脱・膀胱瘤、腹圧性尿失禁など女性骨盤底障害の手術による治療を行っています。
その他、子宮や卵巣の疾患やその治療、妊娠・出産によって起こった骨盤底と排尿関係のトラブルに
ついても、検査や評価の依頼を受け付けます。なお、代謝疾患、循環器疾患、神経疾患などに起因
する排泄関係のトラブルは、当科の専門領域ではありません。

《ペッサリーによる管理について》
子宮脱・膀胱瘤がありこれからペッサリーを使うことをお考えの方は、まず地域の婦人科へご相談ください。
ひととおりペッサリーについて理解された上で自分で着脱管理をしようとする方を対象に、三井記念病院
看護部では《ペッサリー外来》を開設しております。
《ペッサリー外来》の詳細は、看護外来のページをご参照ください。

《施設間の連携について》
当科は、地域の医療機関とのチームワークにより、通院圏を超える広域の受診者に専門的な
ウロギネコロジー診療と、骨盤臓器脱・腹圧性尿失禁の手術治療を供給しています。
地元での受診を省略して遠方から当科へ見える方につきましては、可能な範囲の診療を行いますが、
施設間の連携の態勢がなければ継続的なケアを組み立てることは困難です。当科へ受診される前に、
地元での受診についてもご検討いただけますようお願いします。

《地元での受診先》
以下の区分を参考になさってください。
 ◎日ごろ婦人科健診(子宮がん検診など)を受け、婦人科的な問題の有無がおおよそ判明している場合
   ●子宮脱・膀胱瘤などが主症状のとき → 第1選択となる受診先は産婦人科です。適切な受診先が
                       見つからない場合は、泌尿器科にご相談ください。

   ● 尿失禁、頻尿など排尿関連の問題が主症状のとき → 内科通院中の方はまずかかりつけ内科に
                          排尿の不具合についてご相談ください。内科通院中で
                          ない方は、直接泌尿器科へ受診してください。

 ◎日ごろ婦人科健診(子宮がん検診など)を受けていない場合
   ● いちど産婦人科へ受診なさり、婦人科的な問題の有無をおおよそ明らかにした上で、上記と同様に
    受診先を選択してください。

《婦人科健診について》
日ごろ定期的な婦人科健診(子宮がん検診など)を受けることによって、子宮脱・膀胱瘤などについても
問題の有無がおおよそ判明し、その情報はウロギネコロジー診療に役立ちます。一方、婦人科健診
では、骨盤底の不具合について詳しく説明したり精密検査を手配したりする余裕はありません。自覚的な
不具合があり骨盤底障害を疑っているときには、婦人科健診を受けるだけでなく、不具合そのものを軸と
して受診なさるようお願いいたします。

《後期高齢者世代の骨盤臓器脱の治療について》
この世代では、骨盤臓器脱とは無関係な排尿の不具合が増えています。また、外科手術を計画する場合、
治療後の体力低下や合併症の問題も無視できません。
この世代の方は、健康状態や活動度などに個人差が大きく、それぞれの人に合う治療を計画する必要があります。
担当医から必要事項の聞き取りをさせていただくために、初診時には、なるべく同居されている若い世代の方が
立会ってください。後期高齢者のみで構成される世帯で生活されている場合、退院後の療養や通院を含め、
全体的な見通しを立てなければなりません。別世帯に暮らすお子様などが本ページをお読みになり、お身内の
後期高齢者世代の骨盤臓器脱の手術を計画される場合を対象に、受診前のチェックリストを用意しています。
この『後期高齢者世代骨盤臓器脱チェックリスト』は、個別にご案内します。希望される方は、当科外来あてに
お問い合わせください。

 

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