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「第36回公開臨床病理検討会(CPC)」 9/5(水)開催


社会福祉法人 三井記念病院
病理診断科

拝啓 時下ますますご清祥の段 お慶び申し上げます。
下記の通り、第36回公開臨床病理検討会を開催致します。皆様の御参加をお待ち申し上げます。
日時 平成30年9月5日(水)
19:00~20:00
会場 三井記念病院 外来棟7階講堂
地図・交通のご案内
内容 検討症例 80代、女性  
臨床診断 末期腎不全、感染性胸部大動脈瘤
既往歴 40歳代 脳梗塞
臨床経過 糖尿病・高血圧・末期腎不全で近医かかりつけの80代女性。2017年12月他院で右前腕内シャント造設し、2018年1月から血液透析を開始したが、シャント部に感染徴候あり。VCM投与開始。その後、シャント部からの出血が持続したため、シャント閉塞術を施行したが出血コントロールつかず、1月中旬当院紹介受診となった。同日緊急内シャント瘤閉鎖術を施行。シャント出血部の壊死・潰瘍に対しては創部処置継続のもと、VCMを投与。炎症反応・発熱は改善傾向。1月末、左シャント造設し透析を行った。2月初旬、炎症反応が遷延しており、精査のため造影CTを施行。左胸水が認められ、胸腔ドレーンを留置しTAZ/PIPC投与開始。胸水は滲出性で、肺炎あるいは尿毒症によるものと考えた。2月中旬、胸腔ドレーン抜去。2月末、背部痛、37.6度の発熱あり。その前後で、CRPは1.88から14.04に上昇。血液培養でMRSAが検出された。造影CTを施行したところ、感染性胸部大動脈瘤の診断となった。外科手術の適応なし。瘤破裂による急変リスクがあることを説明。アムロジピン、フランドルテープによる血圧コントロール開始。その後follow upの造影CTで大動脈瘤の径が増大。炎症反応の増悪あり、血圧コントロールも不良。3月初旬、喀血を来し死亡した。
臨床上の問題点
検索希望事項
  1. 感染性胸部大動脈瘤の肺・気管支への穿破と考えているが、それでよいか?
  2. 膿胸になっていたか?
  3. 他の臓器に感染巣はあったか?
申し込み 平成30年9月4日(火)までに、地域連携室へE-mallまたは、お電話でご連絡いただけますようお願い申し上げます。

お申し込み・お問い合せ

三井記念病院 地域医療部 地域連携室
〒101-8643 東京都千代田区神田和泉町1番地
受付時間:月曜日~金曜日 8:30~17:00(土曜日:12:30)
電話:03-3864-7900
FAX : 03-3864-7901
Emall :chkiryo@mitsuihosp.or.jp

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