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「第40回公開臨床病理検討会(CPC)」7/3(水)開催


社会福祉法人 三井記念病院
病理診断科

拝啓 時下ますますご清祥の段 お慶び申し上げます。
下記の通り、第40回公開臨床病理検討会を開催致します。皆様の御参加をお待ち申し上げます。
日時 2019年7月3日(水) 
19:00~20:00
会場 三井記念病院 外来棟7階講堂
地図・交通のご案内
内容 検討症例 60代、男性
臨床診断 大葉性肺炎、敗血症性ショック、急性心筋炎の疑い
既往歴 アルコール依存症、急性膵炎
生活歴 喫煙 40-60本 (18-65歳)
臨床経過 2019年1月、転倒し腰部を打撲。ロキソニン内服で経過をみていた。
転倒から1週間後の1月末、鎮痛剤がなくなり近医受診。大量の喀痰あり、両肺に雑音聴取。SpO2低下、炎症反応高値であり、誤嚥性肺炎を疑われ当院搬送。
搬入時、努力呼吸、意識障害あり、ICUに入室。直後にPEA(pulseless electrical activity; 無脈性電気活動)となったが、蘇生処置により自己心拍再開。心肺補助装置を装着。喀痰、静脈血からKlebsiella pneumoniaeが検出され、クレブシエラ肺炎、敗血症性ショックの診断となる。
また入院当日午後CK上昇が確認され、心筋炎の合併が疑われた。肺炎に対し抗生剤を投与したが、左肺浸潤影は改善しなかった。
第7病日、血便が出現、第11病日には血圧低下。第12病日、造影CTを撮影したところ、両側大腰筋-後腹膜に血腫が認められた。その後は輸血、カテコールアミンで対応したが腹部膨満が急速に進行。血管内治療や血腫除去術などを検討したが、介入に伴う死亡のリスクが高いためBSC(best supportive care)の方針となった。第13病日死亡した。
剖検により
検索すべき事項
  1. 肺浸潤影が画像上改善に乏しかった理由。クレブシエラ肺炎で矛盾しないかどうか。
  2. 左室収縮能低下をきたした理由。心筋炎の有無。
  3. 消化管出血の有無。
申し込み 2019年7月2日(火)までに、地域連携室へE-mailまたは、お電話でご連絡いただけますようお願い申し上げます。

お申し込み・お問い合せ

三井記念病院 地域医療部 地域連携室
〒101-8643 東京都千代田区神田和泉町1番地
受付時間:月曜日~金曜日 8:30~17:00(土曜日:12:30)
電話:03-3864-7900
FAX : 03-3864-7901
Email :chkiryo@mitsuihosp.or.jp

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