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「第43回公開臨床病理検討会(CPC)」3/4(水)開催


社会福祉法人 三井記念病院
病理診断科

拝啓 時下ますますご清祥の段 お慶び申し上げます。
下記の通り、第43回公開臨床病理検討会を開催致します。皆様の御参加をお待ち申し上げます。
日時 2020年3月4日(水) 
19:00~20:00
会場 三井記念病院 外来棟7階講堂
地図・交通のご案内
内容 検討症例 70代、男性
臨床診断 慢性腎不全、多発性骨髄腫、鼻中隔悪性黒色腫
既往歴 52歳 糖尿病、56歳 高血圧症、57歳 下肢閉塞性動脈硬化症、58歳 無症候性陳旧性脳梗塞
臨床経過  2009年7月、糖尿病性腎症で透析導入。11月、直腸癌内視鏡的切除。12月、TP/Alb乖離、高γグロブリン血症あり、精査の結果多発性骨髄腫の診断。透析中で、症状がなく骨病変も明らかでないため、無治療で外来経過観察となる。
 2017年11月、繰り返す鼻出血があり、CTで左鼻腔-篩骨洞に腫瘤を指摘。生検の結果、悪性黒色腫の診断。他院で手術、放射線治療を施行。その後、他院PETで肺、肝に病変が指摘され、黒色腫の転移と診断。オプジーボ治療開始。
 2018年11月、多発性骨髄腫に対し Vd療法を2コース施行。CT上、胸部大動脈周囲に濃度上昇域が認められ、大動脈瘤の疑い。
 2019年6月、呼吸困難、心窩部痛、背部-頚部痛で受診。両側胸水貯留、心嚢水貯留、左肺門部腫瘤、右肺腫瘤、多発肝腫瘤を指摘。心嚢ドレナージ施行。9月のCTで、骨の多発溶骨像が認められた。
 11月、背部痛、胸痛が出現。骨病変に伴うと考えられる高カルシウム血症あり。緩和ケアを行った。11月下旬、死亡した。
剖検により
検索すべき事項
  1. 多発性骨髄腫、悪性黒色腫の状態
  2. 骨病変、肝病変、肺病変の本態
  3. 心嚢液貯留の原因
  4. 直接死因
申し込み 2020年3月3日(火)までに、地域連携室へE-mailまたは、お電話でご連絡いただけますようお願い申し上げます。

お申し込み・お問い合せ

三井記念病院 地域医療部 地域連携室
〒101-8643 東京都千代田区神田和泉町1番地
受付時間:月曜日~金曜日 8:30~17:00(土曜日:12:30)
電話:03-3864-7900
FAX : 03-3864-7901
Email :chkiryo@mitsuihosp.or.jp

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