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主な医療機器


主な医療機器と、これを用いた治療や検査をご紹介します。

補助循環用ポンプカテーテル(インペラ)

補助循環用ポンプカテーテル(インペラ)

装置概要

補助循環用ポンプカテーテル インペラ(Impella)は、心原性ショックの状態の患者さんに用いられる、血液の循環を補助する世界最小の心臓ポンプです。
左心室からモーターによって血液をくみ出し、大動脈内の吐出部から血液を送り出します。
プロペラは1分間に30,000~50,000回転し、毎分最大5Lもの血液をくみだします。
急性心筋梗塞などによって心臓のポンプの力が大幅に失われ、著しく血圧が下がった場合に、心臓のポンプ機能をサポートする装置です。
短時間で挿入することかが可能で、緊急を要する場合の補助循環として大きな効果が期待されます。

da vinci Xi

da vinci Xi

装置概要

ダヴィンチは米国インテュイティブサージカル社が開発した手術用ロボットで、ダヴィンチXiは第4世代にあたる最新鋭機です。
現在日本では200台を超えるダヴィンチが稼働しており(2016年9月現在)、前立腺全摘除術だけで年間13,000件以上がロボット支援手術で行われています(2016年)。
患者さんの身体的な負担が少ない腹腔鏡下手術の特長を生かしつつ、ロボットの機能による支援によって、従来不可能とされていた手術操作が可能になりました。

マルチスライスCT(320列)

東芝製 One Aquilion 320

東芝製 One Aquilion 320

装置概要

1回の撮影で1つの臓器(16cmの範囲)の撮影を可能とする320列面検出器を搭載したことで、従来の64列マルチスライスCTに比べ、検査時間が飛躍的に速く、しかも身体の内部をより細かく検査できます。これにより、今まで血管造影装置(アンギオ)で行われていた検査がこの最新鋭のCTで簡単に行えるようになりました。
この装置は身体の内部を一度に16cm見ることができ、かつその間隔は0.25mm。16cmを撮影するのにかかる時間はわずか0.35秒です。この結果、放射線被曝や造影剤の量を大幅に軽減できますので患者さんの負担が少なくなります。

放射線治療システム(リニアック)

米国・エレクタ製 エレクタシナジープラットフォーム

米国・エレクタ製 エレクタシナジープラットフォーム

装置概要

コンパクトなガントリーヘッドと広いクリアランスで患者さんに対する圧迫感を低減し、不安感を和らげています。アイソセンターの高さも床面から124cmと低く、セッティング操作が容易になり、安全性も高まります。
また、ドラム型ガントリーを採用しているため、アイソセンター精度の長期維持を実現しています。さらに内装式のオートウェッジシステムを搭載。0度から60度までの任意の角度を利用できるため、様々な症例に対し最適な線量分布を利用することができます。

手術台対応型アンギオシステム

東芝INFX-8000H(MAQUET製手術用寝台 ALPHAMAQUET1150組合せ)

東芝INFX-8000H(MAQUET製手術用寝台 ALPHAMAQUET1150組合せ)

装置概要

「外科手術とカテーテル手技による血管内治療を同時に行うハイブリッド手術」を目的に開発されたシステムです。
従来、手術室で血管撮影を行う場合は、移動型X線装置を簡易的に使用する方法が一般的でしたが、本ハイブリッド手術室ではX線平面検出器「フラットパネルディテクタ」を搭載した最新鋭の血管撮影システムと、専用の手術台を組み合わせることで、手術中でも非常に高精細な画像をリアルタイムに得ることができます。
手術中に従来よりも高精細な画像を利用できるので、胸部大動脈瘤や腹部大動脈瘤に対するステントグラフト留置術をはじめ、外科手術と血管内治療を併用した血行再建術などを、より高度かつ安全に行うことができます。

バイプレーン心血管撮影治療装置/デュアルプレーン心血管撮影治療装置

東芝製 INFX-8000V/JB

東芝製 INFX-8000V/JB

東芝製 INFX-8000V/JR

東芝製 INFX-8000V/JR

装置概要

循環器領域の血管内治療(PCI)を行うための、最新の血管撮影装置を2式装備しています。これらの装置は新しいX線検出器である「フラットパネルディテクタ」と最新の画像処理技術により、従来よりも高精細な画像をより低被曝で得ることができます。
本装置では同時に2方向からの透視・撮影を行うことが可能であり、検査時間の短縮化、造影剤量の低減が図れます。また、全身広範囲をカバーすることが可能なマルチアクセスタイプのCアームシステムを採用しており、心血管治療だけではなく、下肢血管・腎動脈など、患者さんの全身血行状態の改善が行えます。
さらに本血管撮影室では、過去の血管造影画像、CT画像、超音波画像など、様々な診断装置からの画像を治療中にリアルタイムに参照できる画像ネットワークを構築することで、より高度な治療手技をより安全に行える環境を整備しています。