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薬剤部



薬剤部は、患者さんの立場に立って医薬品が適正に使用されるよう薬剤業務を行っています。

薬剤部の理念

常に効率的に業務を行うことを心掛け、チーム医療の一員として、患者のQOLを改善・維持するために、質の高い薬物療法を提供する。

薬剤部の概略

薬剤部は、調剤室・医薬品管理室・製剤室・医薬品情報室・薬剤管理指導室からなり、外来・入院患者さんの調剤、医薬品の購入・供給・管理、一般製剤品・特殊製剤品の製造、抗がん剤の調製、医薬品情報の収集・提供、服薬指導などの業務を行っています。

スタッフ・認定薬剤師

薬剤部のスタッフは、薬剤師37名、臨床検査技師2名、事務員1名で構成され、患者さんに信頼され、医療スタッフから評価される薬剤部を目指しています。さらに医薬品の専門部署として緩和ケア・NST・院内感染対策・がん化学療法・褥瘡・周術期管理などのチーム医療に貢献しています。
  • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師
  • 日本病院薬剤師会 認定指導薬剤師
  • 日本病院薬剤師会 認定感染制御薬剤師
  • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師
  • 日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療法士
  • 日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師
  • 日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
  • 日本アンチ・ドーピング機構 公認スポーツファーマシスト

調剤室

錠剤の調剤

錠剤の調剤

医師の診療によって発行された処方箋に基づき、内服薬・外用薬の調剤を行っています。主に入院患者さんの調剤を行っていますが、外来患者さんであっても、院内製剤や開発中の治験薬など特殊なお薬については院内で調剤を行うこともあります。電子カルテ内の情報をもとに、患者さんに適したお薬の内容であるかを確認しています。年齢や体重、腎臓の機能等による適した薬の量であるかどうか、抗がん剤などの投与スケジュール、薬の飲み合わせなどについては特に注意を払い、患者さんが安全に薬物治療を受けられるよう心がけています。

調剤業務の他に、患者さんに対しての教育活動として糖尿病教室、排卵誘発剤の注射手技指導を行っています。
2017年2月からは周術期管理外来チームへの参加も行っています。

糖尿病教室

定期的に糖尿病患者さんを対象として行っています。経口糖尿病薬やインスリンなどの薬の種類と作用について、インスリンの保管方法、低血糖発作時の対処方法などについてレクチャーすることにより、治療に対しての理解を深めて頂くことに努めています。

排卵誘発剤の注射手技指導

産婦人科医師からの依頼のあった患者さんに対して、排卵誘発剤の注射手技の指導を行っています。

周術期管理外来チームへの参加

手術を安全に受けて頂けるように、多職種で構成されたチームでの周術期管理に参画しています。
担当薬剤師は術前準備外来にて手術を控えた患者さんに、現在服用中の薬剤や、薬剤アレルギーについての面談を行います。
手術に際しての影響のある薬剤についての確認を行い、チーム内で情報を共有し安全管理に努めています。

医薬品管理室

病院内で使用される医薬品の購入、在庫管理を行い各部署へ医薬品を安定供給しています。在庫管理は、コンピュータシステムを導入し業務の効率化並びに、各部署からの医薬品請求に対して迅速に対応しています。

製剤室

抗がん剤の調製

抗がん剤の調製

院内で使用する消毒薬の調製や市販医薬品で対応できない疾病に対して院内の治験審査委員会の許可を得た上で院内製剤品の調製を行っています。 また無菌室では、入院患者さんの抗がん剤や高カロリー輸液、麻薬、点眼薬などの調製を行っています。

外来化学療法室業務

外来化学療法室にも薬剤師が常駐し、患者さんをサポートしています。まず、抗がん剤の投与量や投与スケジュールが患者さんそれぞれにあったものか確認したうえで、無菌室で抗がん剤の調製を行っています。化学療法当日は治療スケジュールや注意していただく副作用について、説明書やパンフレットを用いて説明しています。帰宅後ご自宅で安心して過ごしていただけるよう、副作用の症状や起こりやすい時期、対処法などについても具体的にお伝えしています。もちろん、治療継続中も来室していただいた際の状況をお伺いし、お困りの点があれば医師や看護師とも連携して適切な対処が出来るよう努めております。

医薬品情報室

医薬品が安全にそして適正に使用されるよう医薬品情報を収集し、分析して院内に情報提供しています。また、各部署からの問い合せに対して対応しています。 電子カルテシステム、部門システムで使用する薬品マスター、抗がん剤のレジメン管理も行っています。院内の副作用を収集してPMDA、製薬会社に報告しています。さらに、薬事委員会の審議資料作成、感染対策委員会の資料作成など事務局としてもの機能も果たしています。

薬剤管理指導室

病棟に専任の薬剤師を配置し、以下の業務を実践しています。
  1. 患者さんが入院された際には持参したお薬の服用状況、副作用歴、手術や検査前に中止すべき薬剤、重複、相互作用の有無を確認し、入院治療に応じた処方提案を行います。
  2. 入院患者さんの注射処方の個人別セットを行い、投与前の相互作用や配合変化の確認を行っています。
    入院院患者さんの病室に訪問し、お薬に関する相談応需、お薬の説明・自覚症状の確認することに加え、検査値、服用歴、薬物血中濃度解析によって効果、副作用の評価を医師・看護師と共有し、必要に応じて処方提案を行っています。診療科のカンファレンスにも参加しています。
  3. 患者さんが退院する際は、服薬が継続できるよう、退院処方の適切性を評価し、他の医療施設や調剤薬局と連携が取れるよう必要に応じて薬歴や副作用歴・アレルギー歴、調剤形態を退院時服薬指導書やお薬手帳に記載し、交付しています。
    以上の業務支援ツールとしてPharmaRoad、注射自動払出システム(いずれも株式会社ユヤマ製)を活用しています。
  4. 病棟スタッフへの医薬品に関する相談応需、情報提供、並びに病棟の医薬品管理を行っています。
  5. 病棟担当薬剤師の処方提案、情報提供、相談応需内容は薬物治療関与報告書として記録し、業務の評価や新人薬剤師の教育に活用しています。

服薬説明

服薬説明

治験

ヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則及び新GCP(平成9年度「厚生省令第28号、薬発第430号」、平成15年「厚生労働省令第106号」、平成16年「厚生労働省令第172号」、平成17年「薬食審査発第1025009号」、平成17年「厚生労働省令第36号」、平成18年「厚生労働省令第72号」、平成18年「薬食審査発第0921001号」、平成20年「厚生労働省令第24号」、平成20年「薬食審査発第1001001号」、平成24年「薬食審査発1228第7号」)を遵守して治験審査委員会の基、適正に治験を実施しています。

治験審査委員会 会議の記録の概要


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