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【TAVI】FAQ よくあるご質問


Q TAVI治療を受けるまではどのような流れですか?
A 「初診外来 → 検査入院 → ハートチームカンファレンス→ TAVI入院」となります。
Q TAVIの費用はどのくらいですか?
A TAVI治療は健康保険の適用です。また高額療養費制度も適応されます。

■健康保険を使用される場合
 70歳未満の方 約180万円(3割負担)
 70歳以上の方 44,400円(所得により異なります)
■高額療養費制度を利用される場合(一般所得の場合)
 70歳未満の方 約14万円
 70歳以上の方 44,400円
※部屋代・食事代は別途必要です。
※上記は概算です。
Q 入院期間はどのくらいですか?
A 術後の状態によって前後することもありますが、入院から退院まで10日程度です。
手術の翌日には歩くことができ、患者さんの状態に合わせながら理学療法士がリハビリテーションを行います。食事も朝からとることができます。(医師の指示がある場合)
なお、検査入院の期間は平均1週間程度です。(状態によって前後します)
Q 治療による痛みはありますか?
A 基本的に治療は全身麻酔で行われますので、痛みを感じることはありません。治療後にカテーテルを挿入した足の付け根に不快感があったり、経心尖アプローチの場合には傷口の痛みが残ることがあります。
全身麻酔の場合は術後にのどに違和感をおぼえたりすることがあります。これらは数日から一週間でおさまります。局所麻酔で行う際にも局所麻酔以外にも鎮静剤(睡眠剤)を用いて術中は軽くウトウトした状態で寝て頂くことが多いです。
Q 年齢に関係なくTAVIは受けられますか?
A TAVIは希望すれば誰しもが受けられる治療法ではありません。TAVIが初めて人間に施術されたのは2002年で、まだ事例が少なく、術後10年・20年にどのような状態であるかというデータが充分ではありません。そのため、現時点では高齢でない患者さんであれば通常、長期成績も担保されている外科的手術である「大動脈弁置換術」が標準治療となります。しかし、これまで何度か開胸手術を受けたり、手術の危険性が高い方などは、TAVIの適応が検討されます。
Q 他にこの治療(TAVI)を受けられない患者さんはいますか?
A 下肢や腹部の血管の問題、胸郭や心臓周囲の問題でカテーテルの挿入部が得られない患者さんや、全身状態があまりに悪い患者さんはTAVI治療によって利益を得られない可能性があります。そのような場合であってもまずは当院に受診して頂き、各種検査を施行の上、三井記念病院のハートチームでよく検討させて頂きたいと思います。後者の場合、バルーン大動脈弁形成術で治療を行い、全身状態をよくしてからTAVIにつなげる方法も考慮することがあります。
Q 手術中に輸血は必要ですか?
A 必須ではありませんが、術中の合併症による出血で必要となる場合があります。そのため、術前に予め緊急時に備え、輸血の準備はさせて頂きます。
必要がない場合には輸血は致しません。
Q 治療後にMRI検査は可能ですか?
A 経カテーテル生体弁は磁性がありませんので問題はありません。
Q 遠方なのですが、三井記念病院で治療は受けられますか?
A もちろん受けられます。
また、遠方の患者さんの場合、初診外来を省き、直接検査入院頂くことも可能です。
Q 現在人工弁・生体弁が入っていますが、TAVIで弁を交換することはできますか?
A 現在生体弁が入っている方で経年劣化による再手術が必要な方はTAVIが保険適応となりました。
なお、適応の決定には詳しい検査が必要となります。
Q TAVIについての質問はどのようにすればよいですか?
A お問い合わせフォームよりご連絡ください。後日、担当より返信いたします。
他診療科の予約やTAVI以外の質問などにはお答えできません。

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