アクセス外来を開始しました
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近年,血液透析患者さんの高齢化などに伴い,バスキュラーアクセスのトラブルが多く見られます。
バスキュラーアクセスは,血液透析患者さんにとって,いわば命綱のようなものであり,トラブル時には早急な対応が必要です。
このため当院では,2021年4月にアクセス外来を開設し,より速やかに血液透析患者さんのトラブルに対処できるようにしました。
腎臓内科医師による診察ののち,放射線科医師による経皮的血管拡張術 (PTA) や,外科系医師によるアクセス手術を可及的速やかに行います。
バスキュラーアクセスは,血液透析患者さんにとって,いわば命綱のようなものであり,トラブル時には早急な対応が必要です。
このため当院では,2021年4月にアクセス外来を開設し,より速やかに血液透析患者さんのトラブルに対処できるようにしました。
腎臓内科医師による診察ののち,放射線科医師による経皮的血管拡張術 (PTA) や,外科系医師によるアクセス手術を可及的速やかに行います。
当院のアクセス外来の特徴
①バスキュラーアクセスの診察に長けた経験豊富な常勤医(うち透析専門医3名 三瀬部長,古瀬科長,塚田医長)が揃っています。
②バスキュラーアクセスの外科手術担当医が複数おり(心臓血管外科 三浦科長,泌尿器科 榎本部長),手術症例が豊富です。
2018年 | 94例 |
2019年 | 127例 |
2020年 | 84例 |
2021年 | 105例 |
2022年 | 83例 |
2023年 | 89例 |
※当科データベースより算出
③内シャント作製,人工血管(グラフト)移植,動脈表在化,長期留置型カフ型カテーテル挿入のいずれにも対応可能です。
④放射線科の体制刷新に伴い,担当医が増え(京藤部長、遠田科長、いずれも日本IVR学会専門医)PTAの件数も増加しつつあります。
2018年 | 27例 |
2019年 | 36例 |
2020年 | 35例 |
2021年 | 58例 |
2022年 | 75例 |
2023年 | 64例 |
※医事会計システムより算出
⑤人工血管静脈側へのステント留置(ゴア®バイアバーン®ステントグラフト)の施設要件を満たしています。
⑥入院施設のある総合病院であることを活かし以下のことにも積極的に対応しています。
- 中心静脈(主にシャント側鎖骨下静脈)の狭窄へのPTA
- 血栓充満による完全閉塞症例へのPTA
- アクセス作製までの間の,一時的な血液透析用カテーテルの挿入による透析
- 症例によって全身麻酔下でのアクセス作製
腎臓内科医師,外科系医師,放射線科医師,麻酔科医師の総力を挙げて,バスキュラーアクセスでお困りの患者さんのお役に立てるよう
当院で対応させて頂きます。
当院で対応させて頂きます。
また,シャント閉塞など,緊急で対応が必要な場合には,病院稼働日8時30分〜17時00分であれば地域連携室,
それ以外の時間帯は救急外来にご相談下さい。可能な限り対応させて頂きます。
それ以外の時間帯は救急外来にご相談下さい。可能な限り対応させて頂きます。
予約について
患者さん
外来予約は予約センターにお電話をお願いします。 (☎ 0120-86-3212)
診療時間 | 月曜日、火曜日、木曜日、金曜日 | 10:00~/10:30~ |
※受診の際には診療情報提供書をお持ちください。
医療機関の方
シャント閉塞など,緊急で対応が必要な場合には地域連携室(平日8:30~17:00※土曜日は8:30~12:30)
それ以外の時間帯は救急外来にご相談下さい。可能な限り対応させて頂きます。
地域連携室はこちら
それ以外の時間帯は救急外来にご相談下さい。可能な限り対応させて頂きます。
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