「ICCN2024」ジャカルタ、インドネシアで開催されました
2024年9月10日(火)―9月14日(土)の5日間、ICCN2024(International Congress of Clinical Neurophysiology)が、ジャカルタ、インドネシアで開催されました(50か国、1118名が参加)。私はSpecial Interest Group on Non-invasive Brain Stimulation, International Federation of Clinical Neurophysiologyの一員として招待され、参加しました。
Neuromodulation Workshop
9月10日(火)8時―18時 講師として参加
8時―8時30分:Central motor conduction studies and clinical utilities
8時30分―9時:Peripheral motor conduction studies and clinical utilities
10時20分―11時20分:Demonstration of CMCT and SICI
8時―8時30分:Central motor conduction studies and clinical utilities
8時30分―9時:Peripheral motor conduction studies and clinical utilities
10時20分―11時20分:Demonstration of CMCT and SICI
参加者は70名を越えました。インドネシアから30名程度、残りが他の地域からでした。日本からの講師である、宇川義一先生(福島県立医科大学 名誉教授)、花島律子先生(鳥取大学 脳神経内科学 教授)、寺尾安生先生(杏林大学 病態生理学 教授)、村上丈伸先生(鳥取大学 脳神経内科学 助教)と共に実演しました。参加者は本当に熱心で、沢山の質問がありました。
Editorial Board Meeting of Clinical Neurophysiology
9月13日(金)11時20分―12時20分
国際臨床神経生理学会雑誌の編集委員の会議です。現在の編集長はトロント大学のRobert Chen先生です。私は2012年から編集委員を務めており、David Burke先生、Ulf Ziemann先生が編集長であった時代も経験しています。この雑誌だけでも500本以上を査読しています。
ポスター発表
9月14日(土)
欧米で行われる学会では、勉強目的に参加する場合が多いですが、アジア・オセアニアでの学会は、教育・社会貢献という意味合いが強いと思います。今回、最も印象的であったのは、インドネシアの活気です。その熱量は、現在の先進国では決して感じられないものです。また、様々な場面で、日本以上のおもてなしの精神を感じました。これは実際に訪問し、体感して初めて分かることだと思います。今後も機会があれば、国際学会に参加したいと思いました。
欧米で行われる学会では、勉強目的に参加する場合が多いですが、アジア・オセアニアでの学会は、教育・社会貢献という意味合いが強いと思います。今回、最も印象的であったのは、インドネシアの活気です。その熱量は、現在の先進国では決して感じられないものです。また、様々な場面で、日本以上のおもてなしの精神を感じました。これは実際に訪問し、体感して初めて分かることだと思います。今後も機会があれば、国際学会に参加したいと思いました。
三井記念病院 脳神経内科 松本英之