再発に対する拡大手術のご紹介
大腸がんの再発率・再発の時期は?
大腸がん治癒切除後のステージ別再発率と術後経過年数別累積再発出現率
上記の表のとおり、術後約80%以上が3年以内、95%以上が5年以内の再発と報告されています。
切除不能進行・再発大腸がんとして診断されたら?
- 何もしない選択肢の生存期間は長くない
- 積極的治療の生存期間は確実に延長している
がんが再発したらどんな治療を選択するのか?
積極的に手術を行うことで完治の可能性がでてくる
再発大腸がんは、がんを切除することができれば、根治までいかなくとも生活の質の向上を狙えるため、ほかの臓器に転移がある場合でも積極的に切除を検討します
化学療法や放射線治療、緩和ケアにより
・生存期間の延長を目指す
・がんの症状をやわらげ、QOLを保つ
再発大腸がんは、がんを切除することができれば、根治までいかなくとも生活の質の向上を狙えるため、ほかの臓器に転移がある場合でも積極的に切除を検討します
化学療法や放射線治療、緩和ケアにより
・生存期間の延長を目指す
・がんの症状をやわらげ、QOLを保つ
直腸がん術後局所再発に対する手術の成績
拡大手術と言われる直腸がん局所再発に対する骨盤内蔵全摘術
時間:6時間30分
出血:1,500g
合併症なく、術後13日目で退院
出血:1,500g
合併症なく、術後13日目で退院
再発大腸がんの手術治療
その手技的難度は高く、侵襲も大きくなり、限られた余命のなかで、更なるQOL低下をきたしてはならない。
十分な経験を持った外科チームにより行われるべきものと考えています。
十分な経験を持った外科チームにより行われるべきものと考えています。
大腸外科を軸とした大腸がん治療体制の図