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泌尿器科



概要特色

診療体制

常勤医師6名、非常勤医師4名で診療にあたっています。常勤医師6名のうち4名は日本泌尿器科学会専門医です。1年間の外来のべ患者数は17,922名、入院数875名、手術件数888件でした(2018年)。

診療方針

エビデンスに基づく、各種ガイドラインに則った質の高い診療を心がけています。手術治療に当たっては身体に対する侵襲の少ない方法を選択するようにしています。治療方針の決定にあたっては、患者さんの希望を重視しながら、カンファランスで話し合い決定しています。

得意分野

  • 腹腔鏡手術:2名の腹腔鏡技術認定医が属しており、副腎・腎臓に対する腹腔鏡手術を積極的に行っています。傷が小さく、出血量も少ないため手術後の回復が早いのが特徴です。
  • 前立腺がん:早期前立腺がんに対してはロボット支援手術を行っています。傷が小さく、出血量も少ない低侵襲の手術方法です。精細な手術が可能であり、開腹手術に比べて尿禁制や勃起機能の保持に有利です。詳しくはda Vinciのページを参照ください。放射線治療としては、高精度な照射方法(IMRT)を採用しています。
  • 腎がん:腎摘除が必要な患者さんに対しては、可能な限り腹腔鏡手術を行っています。より小さながんに対しては、ロボット支援腎部分切除術を行っています。
  • 尿路結石:体外衝撃波砕石術(ESWL)、尿路内視鏡手術(TUL, PNL)、腹腔鏡下手術をすべて行っており、適切な治療方法を選択することができます。
  • 前立腺肥大症:電気メスを用いたTUR-P、ホルミウムレーザーを用いたHoLEPを行っており、肥大の程度に応じて適切な方法を提案します。


主な対象疾患

  • 副腎腫瘍
    内分泌内科と協力しながら診療を行っています。手術が必要な場合には、可能な限り腹腔鏡下手術を行います。術後の回復も早く、痛みが少ないのが特徴です。
  • 腎がん・腎盂尿管がん
    初期の腎がん(おおむね4cm以下のもの)に対してはロボット支援腎部分切除術を積極的に取り入れており、腎機能の温存に努めています。がんの大きさや場所、進行度によっては腎臓全体を切除する腎摘除術のほうがよい場合があります。この場合も、可能な限り腹腔鏡での手術を行っています。再発・転移がんに対する抗がん剤治療や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬による治療も行っており、可能な限り通院での治療を心がけています。
  • 尿路結石
    早期からESWL(体外衝撃波砕石術)を導入し、積極的に治療に取り組んできました。ホルミウムレーザーを使用した内視鏡治療(TUL)にも力を入れており、良好な成績を収めています。大きな腎結石に対してはレーザーあるいは超音波砕石装置を用いた経皮的砕石術(PNL)も行っています。
  • 膀胱がん
    多数の内視鏡治療を行っています。内視鏡手術は安全性の高い、生理食塩水を使用した手術(TURis)を行っており、狭帯域光(NBI)を併用した手術も行っています。浸潤がんに対しては主に膀胱全摘除術を行っており、尿路変向術は、主に回腸導管ないし小腸を利用した代用膀胱を作成しています。現時点ではロボット支援手術には対応しておりません(2019年3月)。再発・転移癌に対する抗がん剤治療、免疫チェックポイント阻害薬による治療は可能な範囲で通院での治療を行っています。
  • 前立腺がん
    早期前立腺がんに対しては、前立腺全摘除術、放射線治療(IMRT)を主に勧めていますが、適切な状況であれば監視療法(active surveillance)も選択可能です。2017年10月に最新型のロボット手術(ダヴィンチXi)を導入し、ロボット支援前立腺全摘除術を行っています。詳しくはda Vinciのページを参照ください。密封小線源治療は行っておりません。ホルモン治療や、再発がん(去勢抵抗性前立腺がん)に対する抗がん剤や、新規ホルモン治療薬もガイドラインに基づいた治療方針を提案しています。
  • 前立腺肥大症
    まず薬物治療を行いますが、症状が改善しない場合には内視鏡手術を行っています。電気メスを用いた前立腺切除術(TUR-P)や、ホルミウムレーザーを用いた前立腺核出術(HoLEP)を行っています。HoLEPは肥大の強い前立腺であっても少ない出血量での切除が可能となっています。
  • 間質性膀胱炎
    診断・治療の難しいとされる間質性膀胱炎に対して、膀胱水圧拡張術を初めとした専門的な診断・治療を行っています。
  • その他
    精巣がん、過活動膀胱、尿失禁、腎不全(内シャント、腹膜透析)、尿路感染症、男性不妊など
    ※小児に対する泌尿器科手術は行っておりません。
手術・検査・処置名 予定入院日数 説明
腎摘除術、腎尿管摘除術
(腹腔鏡下手術を含む)
7日~14日 腎臓(腎盂尿管癌では腎臓と尿管)を摘出する手術です。開腹手術と腹腔鏡下手術があります。腫瘍の大きさなどにより手術を選択します。
前立腺全摘除術
(ロボット支援手術)
10日~14日 早期前立腺癌に対する根治手術です。最新鋭の手術支援ロボットを導入しており、低侵襲な手術が可能です。
麻酔下前立腺生検 3日 前立腺癌の疑いがある場合、最終的な診断を行うために細い針で前立腺を刺し、組織を採取します。静脈麻酔による麻酔を行っており、検査中の痛みはありません。
TUR-Bt
(経尿道的膀胱腫瘍切除術)
約7日 尿道から内視鏡を膀胱内に入れて、膀胱にできた腫瘍を切除する手術です。安全性の高い、生理食塩水を灌流液とした内視鏡手術を主に行っています。
TUR-P
(経尿道的前立腺切除術)
約7日 尿道から内視鏡を挿入し、前立腺を観察しながら、電気メスで肥大した前立腺を切除する方法です。生理食塩水を灌流液とした内視鏡手術を行っています。
HoLEP
(経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核出術)
約7日 尿道から内視鏡を挿入し、前立腺を観察しながら、レーザーを用いて肥大した前立腺腺腫をくりぬきます。TUR-Pと比較して少ない出血量で腺腫の完全切除が可能です。比較的大きな腺腫に適しています。
TUL
(経尿道的腎尿管結石破砕術)
約7日 尿道から内視鏡を挿入し、腎結石・尿管結石をレーザーで破砕します。 本来の尿の通過路を使用するため非常に低侵襲な手術です。
ESWL
(体外衝撃波結石破砕術)
2日 衝撃波を発生させる機械を使用し、体外から衝撃波を腎臓や尿管の結石に伝え、結石を砂状に破砕する治療方法です。TULよりも簡便ですが、十分に破砕できないことがあります。
膀胱水圧拡張術 4日~5日 間質性膀胱炎に対して、診断と治療をかねて行います。麻酔をかけたうえで膀胱に生理食塩水を注入し拡張させ、膀胱内面の変化を観察します。診断のため膀胱粘膜の組織を採取したり、病変によっては電気メスで切除することもあります。
※上記はクリニカルパスを使用しています。

部長,がん診療センター副部長

榎本 裕(えのもと ゆたか)

榎本 裕

 
 

学会認定
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本透析医学会専門医
日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会腹腔鏡技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医
da Vinci 術者認定資格(surgeon certificate)

専門分野
泌尿器悪性腫瘍、腎不全

科長

飯田 勝之(いいだ かつゆき)

飯田 勝之

 

学会認定
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会腹腔鏡技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
da Vinci 術者認定資格(surgeon certificate)

専門分野
泌尿器悪性腫瘍

医長

角谷 成紀(かくたに しげのり)

角谷 成典

学会認定
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
da Vinci 術者認定資格(surgeon certificate)

専門分野
泌尿器悪性腫瘍、尿路結石

医員

高橋 真太朗(たかはし しんたろう)
学会認定
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医

専門分野
泌尿器全般
髙橋 潤(たかはし じゅん)
専門分野
泌尿器全般
秋元 隆宏(あきもと たかひろ)
専門分野
泌尿器全般

非常勤医師

上條 利幸(かみじょう としゆき)
山口 千美(やまぐち かずみ)
佐藤 ゆずり(さとう ゆずり)
渡邉 大仁(わたなべ だいじ)

実績(2018年)

手術件数「部門システムより」 888例
腎・副腎手術
副腎摘除術 7例
 うち腹腔鏡手術 7例
腎摘除術 17例
 うち腹腔鏡手術 13例
腎部分切除術 24例
 うち腹腔鏡手術 2例
 うちロボット支援手術 20例
腎尿管全摘除術 11例
 うち腹腔鏡手術 10例
前立腺手術
前立腺全摘除術 67例
 うちロボット支援手術 65例
前立腺針生検 264例
膀胱がん手術
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt) 103例
根治的膀胱全摘除術 6例
腎尿路結石手術
体外衝撃波砕石術(ESWL) 25例
経尿道的腎尿管砕石術(TUL) 91例
前立腺肥大症手術
経尿道的前立腺切除術(TUR-P) 11例
経尿道的ホルミウムレーザー核出術(HoLEP) 35例
疾患別患者件数「DPCデータより算出」 877例
前立腺の悪性腫瘍 328例
膀胱腫瘍 141例
上部尿路疾患 131例
前立腺肥大症等 45例
水腎症等 42例
腎臓または尿路の感染症 32例
腎盂・尿管の悪性腫瘍 32例
腎腫瘍 31例
下部尿路疾患 25例
男性生殖器疾患 13例
その他 57例

外来診療表

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